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東京為替:ドル・円は反落、日銀追加緩和もドル全面安

27日の東京市場でドル・円は反落。日銀の追加緩和を先取りした円売りで、ドルは午前中に107円62銭まで値を上げた。ただ、日銀の政策発表後は調整の売りに転じた。また、欧米株高観測からドルは全面安となり、夕方にかけて107円05銭まで弱含んだ。

・ユーロ・円は116円51銭から116円12銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.0811ドルから1.0859ドルまで上昇した。

・17時時点:ドル・円107円10-20銭、ユーロ・円116円10-20銭
・日経平均株価:始値19,410.84円、高値19,819.06円、安値19,410.18円、終値19,783.22円(前日比521.22円高)

【金融政策】
・日銀:国債買い入れは制限なく必要な量を購入

社債・のCP買入れ枠を20兆円に拡大

中小企業の資金繰り支援としてゼロ金利で貸し出す特別オペの担保要件を緩和

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「新型コロナの影響を注視し、追加緩和は必要があればちゅうちょなく行う」
「物価モメンタムはいったん損なわれた状態」
「マイナス金利の深掘りも排除しない」
「金融市場は一時期よりも落ち着きを取り戻している」
「企業の資金繰りはリーマンショックよりも厳しい」

【経済指標】
・特になし

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