7日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり152銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均は続落。31.93円安の19587.42円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。
米株式市場では、1日から6日までの4営業日でNYダウが681ドル下落した。経済活動再開への期待が高まる一方、トランプ大統領が新型コロナウイルスを巡る中国の責任を問う姿勢を強め、米中摩擦再燃への懸念が浮上。米民間雇用サービス会社ADPの4月雇用統計で雇用者数が過去最大の減少となるなど、経済指標の悪化も嫌気された。円相場は一時1ドル=106円近辺まで上昇し、5連休明けの日経平均は米株安や円高を受けて150円安からスタート。朝方には一時19448.93円(170.42円安)まで下落したが、その後下げ渋り、小幅ながらプラス圏に浮上する場面もあった。
セクターでは、空運業、保険業、陸運業が下落率上位。半面、鉱業、精密機器、金属製品などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の44%、対して値上がり銘柄は53%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクGで1銘柄で日経平均を約32円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、KDDI、武田薬、リクルートHD、ホンダなどがつづいた。日経平均構成銘柄の下落率トップはANAで5.95%安、同2位は京成で5.40%安だった。
値上がり寄与トップは東エレクとなった。同2位はエムスリーとなり、中外製薬、花王などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 19587.42(-31.93)
値上がり銘柄数 62(寄与度+141.09)
値下がり銘柄数 152(寄与度-173.02)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 22185 510 +18.37
エムスリー 4020 165 +14.27
中外薬 13155 305 +10.99
花王 8488 257 +9.26
アドバンテ 5090 115 +8.29
信越化 11740 230 +8.29
第一三共 7600 223 +8.03
オムロン 6460 190 +6.84
アステラス薬 1815.5 32.5 +5.85
ダイキン 13660 135 +4.86
エーザイ 7303 129 +4.65
テルモ 3472 27 +3.89
オリンパス 1669 25.5 +3.67
太陽誘電 3050 95 +3.42
資生堂 6467 77 +2.77
ファナック 17230 70 +2.52
協和キリン 2533 64 +2.31
安川電 3485 50 +1.80
TDK 8970 50 +1.80
日東電 5310 40 +1.44
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 4462 -146 -31.56
ファーストリテ 49950 -630 -22.69
KDDI 3054 -33 -7.13
武田 3695 -128 -4.61
リクルートHD 3034 -39 -4.21
ホンダ 2398.5 -57.5 -4.14
ヤマハ 4010 -115 -4.14
東京海上 4560 -182 -3.28
キヤノン 2157.5 -59.5 -3.22
トヨタ 6408 -86 -3.10
京成 2805 -160 -2.88
丸井G 1622 -76 -2.74
三井不 1848 -69 -2.49
バンナムHD 5366 -68 -2.45
住友不 2728.5 -61.5 -2.22
電通G 2111 -58 -2.09
京王 5410 -290 -2.09
ブリヂストン 3209 -56 -2.02
ソニー 6756 -50 -1.80
JR東海 16150 -490 -1.77