エノモトは1日、2020年3月期通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上を発表した。
売上高はスマートフォン向け部品が当初の予測を上回る需要で推移した。また利益面では、上記に加え大量生産品目の受注比率の上昇による生産性の向上と、工程改善活動の効果により予想を上回る見込みとなった。
この結果、売上高は前回予想比7.8%増の226.47億円、営業利益は同13.2%増の13.58億円、経常利益は同16.2%増の13.94億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.9%減の9.12億円、1株当たり当期純利益は135.87円としている。
また同社は、保有する建物等に係る固定資産について、当連結会計年度において減損損失1.93億円、投資有価証券評価損などその他の特別損失1.42億円を含めた3.36億円の特別損失を計上する見込み。