7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり74銘柄、値下がり148銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は反発。米国市場では、1日から6日までの4営業日でNYダウが681ドル下落した。米中摩擦再燃への懸念が浮上したうえ、雇用者数の大幅減少など経済指標の悪化も嫌気された。5連休明けの日経平均は米株安や円高進行を受けて150円安からスタートすると、朝方には一時19448.93円(前営業日比170.42円安)まで下落。後場に入ると中国の4月貿易統計の改善を好感し、一転して19720.87円(同101.52円高)まで上昇する場面もあったが、一段の上値を追う動きは乏しく伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前営業日比55.42円高の19674.77円となった。東証1部の売買高は13億5134万株、売買代金は2兆2877億円だった。業種別では、その他製品、金属製品、電気機器が上昇率上位だった。一方、空運業、保険業、陸運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の51%、対して値下がり銘柄は46%となった。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約25円押し上げた。同2位はエムスリーとなり、信越化学、中外製薬、アドバンテス、オムロンなどがつづいた。日経平均構成銘柄の上昇率トップはDeNAで6.82%高、同2位はエムスリーで5.71%高だった。
値下がり寄与トップはソフトバンクGで1銘柄で日経平均を約24円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、KDDI、武田薬、東京海上、ホンダなどがつづいた。日経平均構成銘柄の下落率トップは丸紅で7.73%安、同2位はANAで6.74%安だった。丸紅は後場に決算を発表、今期大幅減配見通しがネガティブ視された。
*15:00現在
日経平均株価 19674.77(+55.42)
値上がり銘柄数 74(寄与度+192.46)
値下がり銘柄数 148(寄与度-137.04)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 22360 685 +24.68
エムスリー 4075 220 +19.02
信越化 11950 440 +15.85
中外薬 13255 405 +14.59
アドバンテ 5140 165 +11.89
オムロン 6530 260 +9.37
エーザイ 7412 238 +8.57
第一三共 7614 237 +8.54
ダイキン 13690 165 +5.94
アステラス薬 1813.5 30.5 +5.49
テルモ 3476 31 +4.47
ファナック 17280 120 +4.32
京セラ 5630 50 +3.60
トレンド 5340 100 +3.60
協和キリン 2568 99 +3.57
日産化学 4035 95 +3.42
花王 8321 90 +3.24
日東電 5350 80 +2.88
ファミマ 1769 19 +2.74
TOTO 3855 125 +2.25
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 4495 -113 -24.42
ファーストリテ 50270 -310 -11.17
KDDI 3066 -21 -4.54
武田 3698 -125 -4.50
東京海上 4494 -248 -4.47
ホンダ 2401 -55 -3.96
スズキ 3171 -101 -3.64
キヤノン 2151.5 -65.5 -3.54
リクルートHD 3041 -32 -3.46
トヨタ 6414 -80 -2.88
丸井G 1619 -79 -2.85
7&iHD 3358 -77 -2.77
京成 2829 -136 -2.45
京王 5400 -300 -2.16
三井不 1857 -60 -2.16
エプソン 1152 -26 -1.87
JR東海 16125 -515 -1.86
伊藤忠 2058 -48.5 -1.75
小田急 2224 -91 -1.64
SOMPOHD 3179 -169 -1.52