NY外為市場ではリスク選好の動きが優勢となった。注目の4月雇用統計は失業率が戦後最高、雇用者数も過去最大の減少を記録した最悪の結果となったものの、今後は経済活動の再開にともない改善するとの期待が高まった。最悪期は脱したとの見方。
ユーロ・円は115円27銭から115円74銭まで急伸した。ドル・円は106円72銭まで上昇後、106円52銭へ弱含み推移。ユーロ・ドルは1.0815ドルまで下落後、1.0854ドルまで上昇しレンジ内でのもみ合いとなった。
ダウ平均株価は一時358ドル高となった。米10年債利回りは一時0.67%まで上昇後、0.63%まで低下する荒い展開が続いた。