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英ポンド週間見通し:弱含みか、ウイルス感染第2波を警戒

■軟調推移、1-3月期GDP速報値は前期比-2.0%

先週のポンド・円は軟調推移。英国内における新型コロナウイルスの感染拡大は続いていること、5月13日発表された今年1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比-2.0%となったことから、リスク回避のポンド売りが活発となり、対円レートは130円を下回った。取引レンジ:129円55銭−133円19銭。

■弱含みか、ウイルス感染第2波を警戒

今週のポンド・円は弱含みか。ウイルス感染の第2波が警戒され、英国経済の底入れ期待は弱まりそうだ。雇用、インフレ指標、小売売上高などの経済指標が市場予想を下回った場合、英国経済の先行きへの懸念でポンド売りに振れやすい。コロナ発生源をめぐる米中対立への思惑で、リスク回避の円買いが強まればポンドを下押ししよう。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:4月失業率(3月:3.5%)
・20日:4月消費者物価コア指数(3月:前年比+1.6%)
・22日:4月小売売上高(3月:-5.1%)

予想レンジ:127円00銭−131円00銭

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