日本システムウエアは4日、AIソリューション「Toami Visionシリーズ」の第5弾、AIによる正しい手洗いの動作・手順判定サービス「手洗いVision」の提供開始を発表。
同社は、昨年度より食品工場における正しい手洗い動作および手順の判定・記録について「動作認識AI」、「手順判別AI」など複数のAIを活用した実証実験を実施。一連の動作判定で90%以上の検知率を確認している。判別の自動化に伴い、人による目視がなくなり、コストや工数の削減が可能となる。
新型コロナウイルスを含む感染症の他、風邪や季節性インフルエンザ・食中毒の予防として、食品事業者に限らず「正しい手洗い」の重要性が増している状況を踏まえ、今後同社では「手洗いVision」の派生サービスにより、多くの人が同一のものに接触する頻度の高い教育現場や公共施設、医療・介護施設、工場、コールセンターなどの衛生管理強化に貢献していく。