本日のマザーズ先物は、前日の米国株の下落や円高基調などを眺めて、買い見送りムードが広がりそうだ。前日の米国市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明を10日に控えて、このところの上昇の利益を確保する動きが先行し、NYダウは7日ぶりに反落した。また、為替相場も1ドル=107円70銭前後と円高方向に振れているうえ、シカゴの日経225先物も反落し、本日の日経平均も23000円割れを意識した動きになりそうで、市場では「東京市場も最近の上昇に対する反動から利益確定売りが波及し、マザーズ市場にも売りが先行して始まりそうだ」との声が多い。ただ、マザーズ市場では、個人投資家に人気の高いバイオ関連株が前日に値を上げる銘柄が多かっただけに、「個人投資家の押し目買い意欲は旺盛で、株価水準が低下すれば、マザーズ先物にも押し目を拾う動きも想定される」とされ、下げは限定的にとどまる場面もありそうだ。上値のメドは1010.0pt、下値のメドは990.0ptとする。
マザーズ先物見通し:米国株安などを受けて買い見送りムードか
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