10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり143銘柄、変わらず10銘柄となった。
日経平均は小幅反発。9日の米国市場ではNYダウが300ドル安と7日ぶりに反落する一方、ナスダック総合指数は初めて10000台に乗せる場面があった。本日の日経平均はNYダウの下落など欧米株安を受けて152円安からスタートしたが、NYダウ先物の時間外取引での上昇が支援材料となり、前場中ごろを過ぎるとプラス圏へ浮上。後場に入ると本日発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑からもみ合いとなったが、引けにかけて一時23175.82円(前日比84.79円高)まで上昇した。
大引けの日経平均は前日比33.92円高の23124.95円となった。東証1部の売買高は12億5774万株、売買代金は2兆2934億円だった。業種別では、サービス業、化学、精密機器が上昇率上位だった。一方、鉱業、不動産業、鉄鋼が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の43%、対して値下がり銘柄は53%となった。
値上がり寄与トップは中外製薬となり1銘柄で日経平均を約15円押し上げた。同2位はエムスリーとなり、東エレク、アドバンテス、信越化学などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファナックとなり1銘柄で日経平均を約16円押し下げた。同2位はKDDIとなり、第一三共、ダイキン、京セラなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 23124.95(+33.92)
値上がり銘柄数 72(寄与度+144.09)
値下がり銘柄数 143(寄与度-110.17)
変わらず銘柄数 10
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 15810 425 +15.31
エムスリー 4505 175 +15.13
東エレク 23880 345 +12.43
アドバンテ 6070 160 +11.53
信越化 12770 280 +10.09
日産化学 5500 230 +8.29
リクルートHD 4048 68 +7.35
セコム 9619 171 +6.16
アステラス薬 1839.5 33.5 +6.03
ファーストリテ 66040 150 +5.40
塩野義 6614 113 +4.07
テルモ 4171 28 +4.03
宝HD 1064 96 +3.46
ソニー 7496 94 +3.39
ヤマトHD 2463 83 +2.99
ヤマハ 5650 70 +2.52
エーザイ 8896 65 +2.34
大塚HD 4969 60 +2.16
スクリン 5490 250 +1.80
オムロン 7440 40 +1.44
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファナック 20440 -440 -15.85
KDDI 3191 -50 -10.81
第一三共 8968 -222 -8.00
ダイキン 16760 -190 -6.84
京セラ 6156 -50 -3.60
オリンパス 1921 -18.5 -2.67
住友不 3274 -66 -2.38
三井不 2282 -64 -2.31
電通G 3040 -60 -2.16
大和ハウス 2916.5 -59.5 -2.14
キリンHD 2315 -58 -2.09
スズキ 4155 -57 -2.05
ブリヂストン 3703 -56 -2.02
菱地所 1786.5 -56 -2.02
大林組 1063 -55 -1.98
デンソー 4237 -53 -1.91
資生堂 7223 -46 -1.66
清水建 921 -42 -1.51
エプソン 1423 -17 -1.22
大成建 4045 -160 -1.15