11日午前の東京市場でドル・円は106円90銭台で推移。日経平均は220円安で推移しており、株安を意識してリスク選好的なドル買い・円売りは引き続き抑制されているようだ。新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は106円台半ば近辺まで反落するとの見方が増えている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円90銭から107円15銭、ユーロ・ドルは1.1364ドルから1.1382ドル。ユーロ・円は121円57銭から121円92銭。
■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米政策金利は長期間据え置きの公算
・NY原油先物(時間外取引):高値39.09ドル 安値38.42ドル 直近値38.70ドル