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日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、225銘柄全てが上昇する展開

16日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり225銘柄、値下がり0銘柄、変わらず0銘柄となった。

日経平均は4日ぶり大幅反発。15日の米国市場でNYダウは続伸し、157ドル高となった。米中などでの新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒され、大きく下落して始まったものの、米連邦準備理事会(FRB)が広範な社債の買い入れ開始を発表すると懸念が和らいだ。本日の日経平均は米国株の上昇を手掛かりに381円高からスタートすると、寄り付き後も上げ幅を拡大。後場に入ると米政権が更なる景気刺激策を準備していることが伝わって一段高となり、取引終盤には22624.14円(前日比1093.19円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比1051.26円高の22582.21円となった。上げ幅は3月25日(1454.28円高)以来の大きさで今年3番目。東証1部の売買高は15億5476万株、売買代金は2兆7542億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、鉄鋼、海運業、輸送用機器、ガラス・土石製品、繊維製品が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の97%、対して値下がり銘柄は2%となった。

値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約79円押し上げた。同2位はファナックとなり、東エレク、リクルートHD、アドバンテス、中外製薬、ソフトバンクG、ダイキンなどがつづいた。米商務省が次世代通信規格「5G」を巡る中国・華為技術(ファーウェイ)と米企業の議論を容認すると発表し、半導体関連を中心に米中対立への懸念が和らいだようだ。日経平均構成銘柄の上昇率トップはJFEで11.7%高となった。

なお、値下がり銘柄は0となった。

*15:00現在

日経平均株価  22582.21(+1051.26)

値上がり銘柄数 225(寄与度+1051.26)
値下がり銘柄数  0(寄与度0.00)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード  銘柄         直近価格       前日比 寄与度
ファーストリテ    63000         2200 +79.25
ファナック       20125         1270 +45.75
東エレク        23070         1190 +42.87
リクルートHD      3870         332 +35.88
アドバンテ       5950         470 +33.86
中外薬         16850         850 +30.62
ソフトバンクG     5042         137 +29.61
ダイキン        16665         750 +27.02
京セラ          6077         355 +25.58
テルモ          4111         170 +24.50
ファミマ         2000         163 +23.49
信越化         12490         640 +23.05
TDK           10870         600 +21.61
エーザイ         8698         537 +19.34
オリンパス       1902        127.5 +18.37
ホンダ          2953         212 +15.27
KDDI           3207          66 +14.27
キッコーマン      5300         350 +12.61
NTTデータ        1255          70 +12.61
オムロン         7250         330 +11.89

○値下がり上位銘柄
コード  銘柄         直近価格       前日比 寄与度

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