16日の米国市場では、NYダウが526.82ドル高の26289.98、ナスダック総合指数が169.84pt高の9895.87と急伸し、シカゴ日経225先物は大阪日中比15円安の22345とほぼ横ばい。17日早朝の為替は1ドル=107円20-30銭(昨日大引け時は107.49円付近)。本日の東京市場では、5月の小売売上高の上振れを好感した米国市場の流れを引き継いで任天堂、トヨタなど売上高の米国依存度の大きい銘柄が買われよう。また、米長期金利上昇から三菱UFJなど大手銀行株の堅調も期待される。新興市場は人気銘柄の入れ替わりがめまぐるしく、昨日10%超の急騰となったすららネット、BASE、セルソースの利益確定売りと、ハーモニックやワークマンなどの値上がりが予想される。ただ、昨日の相場急伸の反動から朝方は短期的な利食い圧力が大きくなり、売り物の一巡後に値戻しに向かう展開が予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたキッコーマン、住友化、カネカ、三井化学、DIC、OBC、マンダム、アース製薬、フマキラー、日本精工、浜松ホトニクス、NOK、SBI、JR東海などに注目。
個別銘柄戦略:浜松ホトニクスやマンダムに注目
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