17日午前の東京市場でドル・円は107円20銭台で推移。米5月小売売上高の大幅な増加を好感したドル買いは一巡しており、ドルは上げ渋っている。北朝鮮の挑発的な行動に対して市場は警戒しており、目先的にリスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円17銭から107円43銭、ユーロ・ドルは1.1254ドルから1.1268ドル。ユーロ・円は120円65銭から121円04銭。
■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米政策金利は長期間据え置きの公算
・NY原油先物(時間外取引):高値37.95ドル 安値37.48ドル 直近値37.55ドル