19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり139銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反発。18日の米国市場ではNYダウが39ドル安と小幅に続落する一方、ナスダック総合指数は5日続伸と高安まちまちだった。ただ、国内で都道府県をまたぐ移動制限が全面解除となったことなどから、本日の日経平均は反発期待の買いが先行し160円高でスタート。寄り付き後は時間外取引でのNYダウ先物の動向睨みの展開となり、前場に一時マイナスへ転じたものの、後場には日銀による上場投資信託(ETF)買い観測も加わって22523.66円(前日比168.20円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比123.33円高の22478.79円となった。東証1部の売買高は15億5593万株、売買代金は2兆8398億円だった。引けにかけて英FTSEの株価指数に絡んだリバランス需要が発生した。業種別では、空運業、証券、精密機器が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、非鉄金属、海運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄数は1043、対して値下がり銘柄数は1033とほぼ拮抗した。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約60円押し上げた。非開示としていた21年3月期業績予想を公表し、市場予想を上回る予想となり好感された。同2位はファーストリテとなり、アドバンテス、ソフトバンクG、京セラ、塩野義薬などがつづいた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップも東エレクとなり、7.13%高となった。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHDとなり1銘柄で日経平均を約6円押し下げた。同2位はKDDIとなり、バンナムHD、デンソー、セイコーエプソンなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 22478.79(+123.33)
値上がり銘柄数 80(寄与度+196.42)
値下がり銘柄数 139(寄与度-73.09)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 24860 1655 +59.62
ファーストリテ 62950 1180 +42.51
アドバンテ 6060 150 +10.81
ソフトバンクG 5483 37 +8.00
京セラ 6116 107 +7.71
塩野義 6937 139 +5.01
テルモ 4120 29 +4.18
NTTデータ 1255 22 +3.96
セコム 9605 103 +3.71
ファナック 19580 95 +3.42
キッコーマン 5350 90 +3.24
エムスリー 4455 35 +3.03
ダイキン 16570 70 +2.52
ファミマ 1917 17 +2.45
コムシスHD 3145 65 +2.34
アステラス薬 1770.5 13 +2.34
トレンド 6000 60 +2.16
資生堂 7076 55 +1.98
第一三共 8912 47 +1.69
横河電 1672 45 +1.62
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
リクルートHD 3800 -52 -5.62
KDDI 3139 -21 -4.54
バンナムHD 5945 -100 -3.60
デンソー 3984 -92 -3.31
エプソン 1312 -41 -2.95
オリンパス 1909 -15 -2.16
エーザイ 8502 -60 -2.16
ホンダ 2873 -27 -1.95
ソニー 7612 -53 -1.91
花王 8629 -50 -1.80
SUBARU 2349.5 -48.5 -1.75
洋缶HD 1234 -46 -1.66
大塚HD 4789 -43 -1.55
アサヒ 4039 -41 -1.48
ヤマハ 5330 -40 -1.44
三井不 2070 -36 -1.30
トヨタ 6851 -36 -1.30
豊通商 2816 -31 -1.12
ブリヂストン 3509 -31 -1.12
菱地所 1664 -29.5 -1.06