26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円91銭から107円36銭まで上昇して107円22銭で引けた。米5月コアPCE価格指数が予想を上回ったほか、5月個人消費支出が過去最大の伸びを示したことが好感されドル買いが優勢となった。その後発表された6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に下方修正されたため、ドル買いはやや後退した。
ユーロ・ドルは1.1195ドルまで下落後、1.1239ドルまで上昇して1.1220ドルで引けた。欧州連合(EU)が米国からの渡航者入域禁止の勧告したことがユーロ売りにつながった一方、欧州がデジタル課税で米に新提案をしたことは合意期待に繋がりユーロの下支えとなった。ユーロ・円は119円91銭から120円38銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2397ドルから1.2315ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9500フランまで上昇後、0.9467フランまで下落した。