7日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり26銘柄、値下がり197銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反落。126.71円安の22587.73円(出来高概算5億7000万株)で前場の取引を終えている。
連休明けとなった6日の米株式市場でNYダウは続伸し、459ドル高となった。中国政府系メディアの論説を受けて上海総合指数が大幅高となり、米株式市場でも買いが先行。6月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が予想以上の改善を示すと、投資家心理が一段と上向いた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日連続で過去最高値を更新。ただ、日経平均は前日、中国株高につれて400円超上昇しており、本日は利益確定売り優勢で64円安からスタートした。朝方は上海総合指数の動向を見極めたいとの思惑などから前日終値近辺でもみ合う展開だったが、前場中ごろを過ぎると22540.44円(174.00円安)まで下落する場面があった。
セクターでは、鉱業、医薬品、銀行業などが下落率上位。半面、精密機器、その他製品、サービス業などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の70%、対して値上がり銘柄は27%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約31円押し下げた。同2位は中外製薬となり、KDDI、アステラス薬、テルモなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を42円押し上げた。出資先である中国アリババや米レモネードの株価が大幅高となり、買い材料視されている。同2位はアドバンテスとなり、東エレク、エムスリー、リクルートHDなどがつづいた。
*11:33現在
日経平均株価 22587.73(-126.71)
値上がり銘柄数 26(寄与度+111.29)
値下がり銘柄数 197(寄与度-238.00)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6111 193 +41.71
アドバンテ 6750 250 +18.01
東エレク 29865 365 +13.15
エムスリー 4855 150 +12.97
リクルートHD 3690 45 +4.86
ヤマトHD 2682 126 +4.54
安川電 4090 95 +3.42
資生堂 7003 82 +2.95
オムロン 7380 80 +2.88
サイバー 6220 250 +1.80
花王 8785 38 +1.37
楽天 993 31 +1.12
富士通 12865 190 +0.68
ダイキン 18130 10 +0.36
スズキ 3781 10 +0.36
富士フイルム 4675 6 +0.22
NEC 5460 50 +0.18
浜ゴム 1538 9 +0.16
住友鉱 3143 7 +0.13
パナソニック 977.3 3.1 +0.11
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 62470 -860 -30.98
中外薬 5514 -171 -18.48
KDDI 3207 -34 -7.35
アステラス薬 1738 -40 -7.20
テルモ 4039 -49 -7.06
京セラ 5836 -95 -6.84
日東電 5950 -180 -6.48
塩野義 6352 -162 -5.84
TDK 10500 -160 -5.76
ファミマ 1750 -34 -4.90
ヤマハ 4965 -135 -4.86
大塚HD 4506 -127 -4.57
エーザイ 8506 -109 -3.93
ホンダ 2766 -47.5 -3.42
ソニー 7486 -94 -3.39
コナミHD 3505 -90 -3.24
NTTデータ 1178 -17 -3.06
ファナック 19570 -85 -3.06
日産化学 5560 -80 -2.88
丸井G 1887 -79 -2.85