9日午前の東京市場でドル・円は107円30銭近辺で推移。日経平均の上昇は一服したが、株高はしばらく持続する可能性があることから、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに増える可能性は低いとみられている。この後は中国本土株式の動向を意識した取引に移行するものとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円18銭から107円32銭、ユーロ・ドルは1.1328ドルから1.1347ドル。ユーロ・円は121円52銭から121円69銭。
■今後のポイント
・多くの国でウイルス感染再拡大を懸念
・主要国の企業景況感改善
・米政策金利は長期間据え置きの公算
・NY原油先物(時間外取引):高値40.99ドル 安値40.85ドル 直近値40.91