5日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円80銭から105円32銭まで下落して引けた。
米7月ADP雇用統計が予想を大幅に下回ったため労働市場の回復鈍化懸念が強まりドル売りに拍車がかかった。そののち発表された7月ISM非製造業景況指数は予想外に改善し昨年2月来で最高に達したことが好感されドルが下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1848ドルから1.1905ドルまで上昇して引けた。
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ユーロ・円は125円16銭から125円51銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.3162ドルまで上昇後、1.3114ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9051フランへ下落後、0.9092フランまで上昇した。
[経済指標]
・米・7月ADP雇用統計:+16.7万人(予想:+120.0万人、6月:+431.4万人←+236.9万人)・米・6月貿易収支:−507億ドル(予想:-502億ドル、5月:−548億ドル←-546億ドル)・米・7月サービス業PMI改定値:50(予想:49.6、速報値:49.6)
・米・7月総合PMI改定値:50.3(速報値:50.0)
・米・7月ISM非製造業景況指数:58.1(予想:55.0、6月:57.1)