日経平均は59円高(10時30分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG、オリンパス、ヤマハなどがプラス上位となっている。一方、東エレク、ホンダ、アドバンテストなどがマイナス上位となっている。セクターでは、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、その他金融業、保険業が上昇率上位、食料品、陸運業、化学、医薬品、海運業が下落率上位となっている。
米国株高を受けた今日の東京株式市場だが、昨日に続きスピード調整から日経平均は下げて始まった。しかし、DeNAやシャープ、ソリトンシステムズなど、好決算や好業績予想を発表した銘柄が活発に物色され市場心理が好転し、寄り後の売り一巡後は日経平均はプラスに転じた。今朝の日本経済新聞で、英アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発中のワクチンについて1億回分以上の供給を受ける方向で最終調整に入り、近く合意するとみられると報じられたことも株価下支え要因となった。ただ、今日は午後1時25分のトヨタ、午後4時の任天堂など主要企業の決算発表が予定されていることから、積極的に上値を追う動きとはならず、日経平均はプラス圏での往来相場となっている。