米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月28-29日開催分)で、メンバーは引き続きウイルスによる経済への影響やウイルス再燃を懸念していることが明らかになったほか、消費の伸びの鈍化を示唆したことが嫌気されリスク回避の動きが優勢となった。一方で、追加緩和を示唆する言及なく、米国債相場は下落。米10年債利回りは0.65%から0.69%まで上昇した。
見通し悪化や金利の上昇で米国株式相場は下落に転じた。ドルは続伸。ドル・円は106円00銭まで上昇し昨日の高値106円05銭を試す展開となった。ユーロ・ドルは1.1949ドルから1.1831ドルまで下落。
ユーロ・円は125円97銭から125円38銭まで下落した。