20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり52銘柄、値下がり168銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は反落した。前日の米国株式市場では、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月開催分)で下期の景気見通し引き下げの見解で一致していたことがわかり、米景気回復の遅れが懸念された。また同時に、「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)など新たな緩和策に前向きではない」こともわかり、これが嫌気される形で引けにかけて下げ幅を拡大する展開となり、主要3指数は下落した。
この流れに加え、好調な決算を発表しながらも時間外取引で伸び悩んだ米半導体エヌビディアの動きなども嫌気され、本日の東京市場では、半導体を中心に電子部品関連株に対する売りの動きが目立った。また、日銀によるETF(上場投資信託)買いも期待できないとの声が聞かれたことも需給面での売りに拍車をかけ、後場に入ってからの日経平均は22900円を割り込んだ。そのほか、総じて大きく下げたアジア市場の動きも市場センチメントを後退させた。ただ、22900円を割り込んだところでは押し目買いも散見され、大引けにかけては22900円~22850円という狭いレンジでの推移にとどまった。
大引けの日経平均は前日比229.99円安の22880.62円となった。東証1部の売買高は9億4567万株、売買代金は1兆7748億円だった。セクター別では、空運、鉄鋼、保険などが上昇率上位となった一方、電気機器、不動産、金属製品、輸送用機器、精密機器などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の20%、対して値下がり銘柄は75%であった。
値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約34円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、ファーストリテ、アドバンテス、TDK、テルモなどがつづいた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはスクリーンHDで5.18%安となった。米SOX指数の下落を受け半導体関連の軟調さが目立つ展開に。
一方、値上がり寄与トップは中外製薬となり1銘柄で日経平均を約3円押し上げた。同2位は塩野義となり、証券会社による目標株価引き上げが観測された大和ハウス、資生堂、花王、リクルートHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 22880.62(-229.99)
値上がり銘柄数 52(寄与度+24.33)
値下がり銘柄数 168(寄与度-254.32)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 4862 32 +3.45
塩野義 6250 80 +2.87
大和ハウス 2725 58 +2.08
資生堂 5776 52 +1.87
花王 8185 40 +1.44
リクルートHD 3831 13 +1.40
日立建 3590 30 +1.08
TOTO 4620 55 +0.99
セコム 10170 25 +0.90
エムスリー 6130 10 +0.86
トレンド 6600 20 +0.72
協和キリン 2771 20 +0.72
コマツ 2214.5 18.5 +0.66
パナソニック 940 14 +0.50
明治HD 8680 60 +0.43
洋缶HD 1187 12 +0.43
東京海上 4816 19 +0.34
味の素 1986 9 +0.32
ミツコシイセタン 563 7 +0.25
SUBARU 2187 6 +0.22
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 27770 -955 -34.28
ソフトバンクG 6266 -131 -28.21
ファーストリテ 60640 -610 -21.90
アドバンテ 5100 -190 -13.64
TDK 11130 -370 -13.28
テルモ 4247 -48 -6.89
ファナック 19005 -180 -6.46
KDDI 3320 -30 -6.46
ソニー 8354 -172 -6.17
京セラ 6164 -82 -5.89
信越化 12790 -155 -5.56
バンナムHD 6436 -149 -5.35
ホンダ 2655 -61.5 -4.42
大塚HD 4619 -116 -4.16
トヨタ 7084 -111 -3.98
オムロン 7710 -110 -3.95
アステラス薬 1712.5 -18 -3.23
富士フイルム 4972 -88 -3.16
NTTデータ 1238 -17 -3.05
安川電 3700 -85 -3.05