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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、米国株式や原油価格の動向が手掛かり材料に

■弱含み、EUとの通商協議で主要争点に進展なし

今週のポンド・円は弱含み。米長期金利の低下を意識したポンド買い・米ドル売りが一時強まる場面があったが、英国と欧州連合(EU)の通商協議で主要な争点で進展がないことから、リスク回避的なポンド売り・米ドル売りが活発となった。この影響を受けてポンド・円は139円台後半から138円台前半まで下げる展開となった。取引レンジ:138円26銭−139円96銭。

■下げ渋りか、米国株式や原油価格の動向が手掛かり材料に

来週のポンド・円は下げ渋りか。欧州連合(EU)との通商協議が難航していることは懸念材料だが、米長期金利の伸び悩みや米国株式の堅調地合いは好材料。リスク回避のポンド売り・円買いがさらに拡大する可能性は低いとみられる。原油価格急落の可能性は低いとみられていることも、ポンド相場に対する支援材料になりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:137円00銭−140円00銭

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