大阪取引所金標準先物 21年8月限・夜間取引終値:6608円(前日日中取引終値↓5円)
・想定レンジ:上限6650円-下限6550円
7日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は下落しそうだ。先週末にかけての米国株安の影響は限定的で、金価格はドル相場を睨みながらの展開となった。先週末の米国市場では8月の雇用統計が市場予想以上に改善したことを受け、ドル相場が上昇し、金先物はナイトセッションで上げ幅を広げる場面があった。しかしドルの上値は重く、金先物も上値追いとはならず、結局ナイトセッションは前日日中取引に比べ小幅に下落して取引を終えた。こうした流れを受け、今日の金先物はドル相場睨みの展開ながら軟調な展開となりそうだ。