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マザーズ指数は4日ぶり反発、売買低調も反発狙いの押し目買い優勢

 本日のマザーズ市場では、反発狙いの押し目買いが優勢となった。連休明けの米国市場で主要ハイテク株が下げ止まるか見極めたいとの思惑も強く、売買はやや低調だった。しかし、マザーズ指数は前週後半から下げが続いただけに、25日移動平均線の位置する1100pt近辺まで調整が進んだことで押し目買いが入ったようだ。なお、マザーズ指数は4日ぶり反発、2%近い上昇で高値引けした。売買代金は概算で1780.99億円と8月13日以来の低水準。騰落数は、値上がり252銘柄、値下がり64銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、メルカリ、ラクス、フリーなど時価総額上位は全般堅調。売買代金トップのイグニスは小幅高で取引を終え、一部証券会社のカバレッジ開始が観測されたニューラルやコロナ禍中の業績改善が報じられたBASEは上げが目立った。また、マザーズでも経済活動再開に期待した物色が見られ、フリークHDやミクリードがストップ高を付けた。一方、このところ賑わっていた直近IPO(新規株式公開)銘柄のサンアスタリスクが急反落。同じく売買代金上位のインタファクトリやITbookHD、時価総額上位のJMDCも軟調だった。また、ブティックスなどが下落率上位に顔を出した。

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