本日のマザーズ市場では、米ハイテク株が連休前に続き大きく下落したことを受け、朝方から売りが先行した。ただ、マザーズ指数は1100pt近辺に位置する25日移動平均線がサポートラインとして意識されているもようで、下値を模索するような展開とはならなかった。朝方や引け前には下げ渋る場面も見られた。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1704.64億円と8月11日以来の低水準。騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり218銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリやフリー、売買代金上位のニューラルやメドピアが下落。メルカリは引けにかけて下げ渋り、小幅安にとどまった。反面、メドピアは東証1部への市場変更を発表して買いが先行したものの、伸び悩んだ。また、直近IPO(新規株式公開)銘柄のサンアスタリスクは先週までの大幅な上昇に対する反動が強まり、下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではラクス、売買代金上位ではアンジェスが上昇。アンジェスは新型コロナウイルス向けDNAワクチンの臨床試験開始を発表している。マイナンバー関連のITbookHDは大幅反発。また、パートナーAが上昇率トップとなり、直近IPO銘柄のKIYOはストップ高を付けた。
マザーズ指数は反落、米ハイテク株安を嫌気も下げ渋り、直近IPOのKIYOストップ高
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