9日のロンドン外為市場で、ドル・円は105円93銭から106円17銭まで上昇した。ポンドやユーロが買い戻し一巡後再び売られたことをきっかけに、ドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは1.1787ドルまで上昇後、1.1754ドルまで下落。明日の欧州中央銀行(ECB)理事会への思惑からユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は124円62銭から124円91銭でもみ合った。
ポンド・ドルは1.2964ドルまで上昇後、1.2923ドルまで下落。ポンド買い戻しの後、英EUの通商協議難航を懸念した売りが再燃した。ドル・スイスフランは0.9171フランから0.9189フランまで上昇した。