15日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり45銘柄、値下がり175銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反落。14日の米国市場でNYダウは続伸して327ドル高となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も3日ぶりに反発した。しかし、日経平均はここ3営業日の上昇を受けて利益確定売りが先行し、120円安からスタート。朝方に一時23351.35円(前日比207.95円安)まで下落すると、中国の経済指標が良好な内容だったことや、日銀の上場投資信託(ETF)買い観測が広がったことで下げ渋った。ただ、日米の金融政策決定会合や新政権の組閣を前に様子見ムードも強く、戻りは限定的だった。
大引けの日経平均は前日比104.41円安の23454.89円となった。東証1部の売買高は11億7172万株、売買代金は2兆1351億円だった。業種別では、鉄鋼、空運業、鉱業が下落率上位だった。一方、海運業、サービス業、銀行業など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の57%、対して値上がり銘柄は38%となった。
値下がり寄与トップはテルモとなり1銘柄で日経平均を約11円押し下げた。同2位はソニーとなり、ファーストリテ、京セラ、KDDI、セコムなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはエムスリーとなり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位は東エレクとなり、ダイキン、中外製薬、ソフトバンクG、リクルートHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 23454.89(-104.41)
値上がり銘柄数 45(寄与度+63.13)
値下がり銘柄数 175(寄与度-167.54)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
エムスリー 6110 130 +11.20
東エレク 25840 295 +10.59
ダイキン 19640 255 +9.15
中外薬 4768 56 +6.03
ソフトバンクG 6407 22 +4.74
リクルートHD 4328 32 +3.45
ヤマハ 5280 70 +2.51
NTTデータ 1260 13 +2.33
エーザイ 9326 58 +2.08
オリンパス 2157.5 9.5 +1.36
東海カ 1114 33 +1.18
丸井G 2039 31 +1.11
電通G 3235 25 +0.90
アドバンテ 5070 10 +0.72
安川電 4000 20 +0.72
トヨタ 7066 19 +0.68
ホンダ 2699.5 8 +0.57
サイバー 5600 80 +0.57
スクリン 5580 70 +0.50
日東電 6680 10 +0.36
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
テルモ 4318 -76 -10.91
ソニー 8058 -199 -7.14
ファーストリテ 65910 -180 -6.46
京セラ 6247 -90 -6.46
KDDI 2805 -27 -5.81
セコム 9866 -134 -4.81
キッコーマン 5670 -120 -4.31
トレンド 6240 -120 -4.31
アサヒ 3779 -116 -4.16
日産化学 5420 -110 -3.95
7&iHD 3345 -99 -3.55
アステラス薬 1616 -16 -2.87
コムシスHD 2970 -80 -2.87
花王 8112 -78 -2.80
バンナムHD 6924 -76 -2.73
キヤノン 1780 -50 -2.69
エプソン 1319 -36 -2.58
大塚HD 4519 -67 -2.40
住友不 3114 -64 -2.30
富士フイルム 5007 -61 -2.19