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マザーズ指数は続伸で年初来高値、新興株物色続くが直近IPO銘柄は急反落も

 本日のマザーズ市場では、前日同様にマザーズ指数の堅調ぶりが目立った。前日の米国市場ではナスダック総合指数が続伸し、本日の東京市場でも全般にグロース(成長)株優位の相場展開となった。また、今晩の米国市場で連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、主力大型株に様子見ムードが広がったことも新興株物色につながったとみられる。IT・インターネット関連株が買われ、個別材料株は値を飛ばした。なお、マザーズ指数は続伸。終値では2%超上昇し、年初来高値を更新した。2018年4月以来の高値水準となる。売買代金は概算で2212.65億円。騰落数は、値上がり181銘柄、値下がり131銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、メルカリ、ラクス、フリーといった時価総額上位が全般堅調。売買代金上位ではサンバイオが連日のストップ高となり、GA TECHやBASE、ギフティも上げが目立った。ステムリムは再生誘導医薬品の慢性肝疾患向け臨床試験に関する契約締結を受け、ストップ高水準まで買われた。一方、直近IPO(新規株式公開)銘柄のモダリスやティアンドエスは急反落。セルソースも買い一巡後は利益確定売りに押された。また、パルマが下落率トップとなった。

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