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サイバリンクス Research Memo(7):自己資本比率は49.7%へ上昇

■業績動向

3. 財務状況
サイバーリンクスの2020年12月期第2四半期末の総資産(連結)は9,389百万円(前期末比248百万円減)となった。このうち、流動資産は5,728百万円(同717百万円増)となったが、主に現金及び預金の増加557百万円、受取手形及び売掛金の増加80百万円などによる。固定資産は3,660百万円(同966百万円減)となったが、主に償却等により無形固定資産に含まれるソフトウェアの減少158百万円、解約による保険積立金の減少638百万円や流動資産への振替等による敷金及び保証金の減少129百万円などによる投資その他資産の減少774百万円による。また、流動負債は2,166百万円(同307百万円減)、固定負債は2,491百万円(同198百万円減)となったが、主に短期借入金等の減少200百万円、長期借入金の減少152百万円による。この結果、負債合計は4,657百万円(同505百万円減)となった。

純資産は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などによる利益剰余金の増加246百万円等により4,731百万円(同256百万円増)となった。この結果、2020年12月期第2四半期末の自己資本比率(連結)は49.7%(前期末45.9%)となった。

4. キャッシュ・フローの状況
2020年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは468百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益515百万円、減価償却費327百万円等で、主な支出は未払金の減少226百万円等であった。投資活動によるキャッシュ・フローは533百万円の収入であったが、主に保険積立金の解約による収入701百万円等であった。財務活動によるキャッシュ・フローは443百万円の支出であったが、主な支出は長短借入金の返済352百万円、配当金の支払額82百万円等であった。

この結果、期中に現金及び現金同等物は557百万円増加し、現金及び現金同等物の四半期末残高は1,943百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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