日経平均は323円高(9時20分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ、ソフトバンクG、ファナックなどがプラス寄与上位となっており、一方、東エレク、エムスリー、KDDIなどがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉱業、海運業、鉄鋼、保険業、不動産業が値上がり率上位、その他製品が値下がりしている。
今日の東京株式市場は買いが先行した。トランプ米大統領の新型コロナ感染については先週末にすでに織り込み済みとし、新たな売り材料とはなりにくかった。今朝はトランプ氏の主治医らが記者会見で、トランプ氏が5日にも退院する可能性があると述べ、また、トランプ氏が車で病院外に出て座席から支持者に手を振る場面があったと伝えられたことなどから、やや安心感が広がった。一方、米政治の不透明感は東京市場でも懸念材料となっているが、寄付き段階では買いが優勢となった。