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NY外為:ドル軟調、パウエルFRB議長は見通しの不透明性強調

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は6日全米企業エコノミスト協会(NABE)での基調演説で、「見通しは非常に不透明」「回復に向けた努力は完了に程遠い」とし、緊急措置を速やかに解除する意向がないとした。また、景気回復は強いがペースが5月、6月から鈍化したとした。過剰に少ない支援で弱い不必要な困難を招くとし、大規模な支援を継続する必要性を強調。マイナス金利は手段として検討していないと繰り返した。

FRBが当面低金利を維持するとの思惑に米国債相場は堅調。10年債利回りは0.78%でもみ合い。ドル・円は105円70銭から105円60銭まで弱含んだ。ユーロ・ドルは1.1785ドルで底堅い。

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