本日のマザーズ先物は続伸が予想される。9日の米国市場は、トランプ大統領が大規模な包括的経済対策を検討する考えを示すと、期待感から上昇して寄り付いた。ムニューシン財務長官は1.8兆ドル規模の案をペロシ議長に提案すると報じられたが、共和党のマコーネル上院院内総務は選挙前の合意は困難との考えを示したため一時伸び悩む場面もあった。しかし、いずれ何らかの救済策で合意成立するとの根強い期待感に終日堅調に推移した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は堅調な米国市場やナイトセッションが底堅く推移した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国内では、地銀各行で顧客の手続きに押印を不要にする動きが広がっていると日本経済新聞が報じている。このことは、弁護士ドットコムなどデジタル化関連銘柄が先物を下支えする要因となろう。また、朝日新聞がドコモ口座の不正出金問題の記事を掲載しており、情報セキュリティ関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。本日の上値のメドは1330.0pt、下値のメドは1270.0ptとする。
マザーズ先物見通し:続伸、デジタル化やセキュリティ関連が下支え
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