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11月2日のNY為替概況

 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円63銭から104円87銭まで上昇して引けた。

米10月ISM製造業景況指数が2年ぶり高水準に上昇したほか、10月製造業PMI改定値も予想外に上方修正され昨年1月来で最高となったことを好感したドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1652ドルからまで強含んだ後、1.1623ドルまで下落して引けた。

新型コロナウイルスの再流行でユーロ圏の主要諸国がロックダウンに踏み切り景気見通しが悪化、さらにECBの追加緩和観測を受けたユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は121円73銭から122円02銭まで上昇。
  

ポンド・ドルは1.2943ドルまで上昇後、1.2890ドルまで反落した。

英EU離脱交渉官が「行き詰まり打開が近い」と楽観的見解を示し、合意期待に一時ポンド買いがまったが、ロックダウンや英国中銀の追加緩和観測を受けたポンド売りに上昇も限定的。

  
ドル・スイスは0.9177フランから0.9208フランまで上昇した。

  

 [経済指標]
・米・10月製造業PMI改定値:53.4(速報値:53.3)
・米・10月ISM製造業景況指数:59.3(予想:56.0、9月:55.4)
・米・9月建設支出:前月比+0.3%(予想:+1.0%、8月:+0.8%←+1.4%)

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