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マザーズ先物見通し:反発、巣籠りが下支え、75日線で下げ止まりか

本日のマザーズ先物は反発が予想される。17日の米国市場は、10月小売売上高が予想以上に鈍化し6カ月ぶりの低い伸びに落ち込んだため失望感が広がったほか、アマゾン(AMZN)の参入を嫌気してドラッグストアを中心に売りが広がり寄り付きから下落した。パウエルFRB議長が短期見通しのリスク上昇を警告したことも手伝い終日軟調推移となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落となった。本日のマザーズ先物は米国市場が下落となったが、ナイトセッションが上昇したことを受けて、反発でのスタートが予想される。国内では、北海道など新型コロナの感染拡大で、再び在宅、出張禁止が広がっていることから、時価総額上位のBASEやメルカリなど巣籠り関連銘柄が注目され相場を下支えすることが期待される。また、ベトナム子会社がIBS資産買取契約を締結した時価総額上位のJTOWERは業容拡大が期待され、相場に寄与することが予想される。そのほか、日足チャートは75日線の1160.2ptで下げ止まりした形になっており、本日は75日線の攻防となることが予想される。本日の上値のメドは1226.0pt、下値のメドは1120.0ptとする。

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