27日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり123銘柄、値下がり93銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は4日続伸。26日の米国市場は感謝祭の祝日で休場だった。積極的な買いの手掛かりに乏しいなか、週末を前に利益確定の売りが出て、本日の日経平均は7円安からスタート。朝方プラス圏に浮上したものの、前引けにかけて一時26419.05円（前日比118.26円安）まで下落するなど方向感を欠く展開だった。ただ、引けにかけてNTTドコモ株の公開買付け（TOB）に絡んで東証株価指数（TOPIX）のリバランス需要が発生するとの観測から、後場に入ると26672.40円（同135.09円高）まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比107.40円高の26644.71円となった。終値としてはバブル崩壊後の戻り高値を連日で更新。東証1部の売買高は15億2950万株、売買代金は3兆4069億円だった。業種別では、精密機器、不動産業、非鉄金属が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、銀行業、輸送用機器が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の69％、対して値下がり銘柄は28％となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約35円押し上げた。同2位はエムスリーとなり、ファーストリテ、第一三共、TDK、東京エレクトロン、ヤマハなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHDとなり1銘柄で日経平均を約8円押し下げた。同2位はダイキン工業となり、ネクソン、日産化学、テルモ、デンソー、キッコーマンなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 26644.71(+107.40)
値上がり銘柄数 123(寄与度+181.85)
値下がり銘柄数 93(寄与度-74.45)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 7250 161 +34.83
エムスリー 9156 229 +19.82
ファーストリテ 84130 540 +19.47
第一三共 3886 113 +12.22
TDK 14630 220 +7.93
東エレク 35210 210 +7.57
ヤマハ 6010 170 +6.13
オムロン 9460 160 +5.77
中外薬 4851 48 +5.19
日東電 8650 120 +4.33
信越化 16945 100 +3.61
オリンパス 2275.5 22 +3.17
日立建 2986 85 +3.07
エプソン 1616 40 +2.88
ソニー 9812 58 +2.09
富士通 14420 555 +2.00
武田 3732 51 +1.84
太陽誘電 4695 50 +1.80
東建物 1507 94 +1.69
クレセゾン 1247 47 +1.69
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
リクルートHD 4524 -76 -8.22
ダイキン 23830 -220 -7.93
ネクソン 3030 -105 -7.57
日産化学 6350 -100 -3.61
テルモ 4132 -24 -3.46
デンソー 5170 -71 -2.56
キッコーマン 6640 -70 -2.52
7&iHD 3423 -69 -2.49
花王 7900 -68 -2.45
アサヒ 4124 -64 -2.31
トヨタ 7252 -49 -1.77
カシオ 1978 -42 -1.51
アステラス薬 1580 -8 -1.44
日本ハム 4490 -80 -1.44
ホンダ 2977 -19 -1.37
エーザイ 7783 -36 -1.30
SUBARU 2126.5 -32 -1.15
キヤノン 1923.5 -21 -1.14
ヤマトHD 2711 -30 -1.08
電通G 3480 -30 -1.08