本日のマザーズ市場では、前日に続き買い優勢の展開となった。マザーズ指数が日足チャート上で三角もち合い上放れの動きを見せてきたこと、また日本電産やエムスリーといった主力グロース(成長)株の一角に高値警戒感が出てきたことなどから、個人投資家の物色が再び新興株にも向いてきたようだ。個別の物色材料が比較的多かったのも後押しし、売買代金は先週と比べ持ち直した。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で2330.14億円。騰落数は、値上がり216銘柄、値下がり111銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、AIinsideが売買代金トップで9%超の上昇。ショーケース株を取得し、資本業務提携すると発表している。その他時価総額上位でもフリー、ラクス、JMDCなどが大きく上昇。売買代金上位では東京海上との資本業務提携を発表したケアネットが急伸した。また、東証1部への市場変更を発表したADWAYSなどがストップ高を付け、株式分割実施を発表したみらいワークスは買い気配のままストップ高比例配分。ニューラルは連日のストップ高となった。一方、BASEやマクアケは利益確定売り優勢。また、アンジェスなどが下落率上位に顔を出した。
マザーズ指数は4日続伸、新興株に物色向く、AIinsideなど急伸
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