オプティムは4日、NECと連携し、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の共催で5・6日に開催された「みやざきスポーツ&健康フェスタ2020」への「OPTiM AI Camera」の「混雑可視化機能」の提供を発表。
同機能の提供により、来場者はサイネージやディスプレイモニタなどで、体験コーナーの混雑状況をリアルタイムで確認できるとした。
また、同機能では、AI技術により施設内のカメラに映った人物を匿名化(シルエット化)して表示するため、個人情報に配慮した形で、来場者に体験ブースの混雑状況を伝えることが可能。来場者はこの情報を確認し、空いているコーナーから回るなど、予め混雑度合いを確認し、混雑を回避することができるという。同社はこれにより、新型コロナウイルス感染症の拡大を予防しつつ、安心・安全なイベント運営の実現に寄与するとした。
「OPTiM AI Camera」は、画像解析のための専用ハードウェア導入が不要なため、手軽に利用できる。同社は今後も、混雑状況可視化など、感染対策と経済活動の両立を支援するとしている。