クシムの子会社クシムソフトは4日、ネクスグループとの業務提携をさらに強化し、より具体的な業務拡大を進めていると発表した。
両社は、クシムの学校教育機関向け教育支援ツール「SLAP」、クシムソフトの初期設定代行などを実施するキッティングサービス、ネクスグループ子会社のネクスによるLTE/3G USBデータ通信端末「UX302NC-R」の組み合わせによる共同でのサービスパッケージを提供している。
今回、「UX302NC-R」にChromebook対応が追加されたが、Chromebookはシンプルな使い勝手や起動の早さに加えて低価格帯であるといった特徴から、今後学校や自治体での導入が進むと想定される。それに伴い、サービスパッケージの、ひいてはクシムソフトのキッティングにおいても、Chromebook対応の需要拡大が見込まれるとのこと。
クシムソフトは今後も、ネクスグループとの業務提携強化を加速させ、拡大するChromebook向けキッティング案件に対応することで、「GIGAスクール構想」の早期実現に寄与する意向だ。