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マザーズ指数は4日ぶり反発、グロース株反発が追い風も売買低調

本日のマザーズ市場では、押し目買い優勢となった。前日の米国市場で景気敏感株の売りによりNYダウが反落し、本日の東京市場でも日経平均は3日続落。ただ、米ハイテク株高の流れを引き継いでエムスリーなどの主力グロース(成長)株が反発し、新興ハイテク株中心のマザーズ市場にも追い風となった。一方、マザーズ売買代金は連日で1500億円台とやや低迷。12月の新規株式公開(IPO)に係るブックビルディング中であり、個人投資家の売買減少につながっているとみられる。なお、マザーズ指数は4日ぶり反発、売買代金は概算で1510.03億円。騰落数は、値上がり197銘柄、値下がり120銘柄、変わらず13銘柄となった。
個別では、時価総額トップのメルカリ、売買代金上位のBASE、アンジェス、JTOWERなどが上昇。株式分割実施を発表したBUYSELLなどは急伸し、タメニーは「政府がAI(人工知能)を活用した自治体の婚活支援を後押し」という報道を受けてストップ高水準まで買われた。一方、時価総額上位のフリーやJMDC、売買代金トップのエヌ・ピー・シーなどはさえない。ニューラルやサンバイオは下げが目立ち、JMCなどが下落率上位に顔を出した。

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