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日経平均は49円安でスタート、ソフトバンクGやダイキンなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26683.11;-49.33
TOPIX;1787.82;-2.70

[寄り付き概況]

 15日の日経平均は49.33円安の26683.11円と反落して取引を開始した。前日14日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は184.82ドル安の29861.55ドル、ナスダックは62.17ポイント高の12440.04ポイントで取引を終了した。国内で新型コロナウイルスワクチン接種が開始したほか、追加経済対策がいずれ成立するとの根強い期待に寄り付き後大きく上昇した。しかし、ロンドン市が最も厳格な封鎖を発表したことに続き、ニューヨーク市長が全面的なロックダウンの可能性を警告すると下落に転じた。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。内外で新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、国内では政府が「GoToトラベル」事業を全国一斉に一時停止すると表明したことに加え、東京都が飲食店などに対し時短営業の要請を延長すると発表するなど、足元経済への悪影響が懸念され株価の重しとなった。一方、米国でワクチン接種が始まり経済活動正常化への期待が高まっていることや、20年度第3次補正予算案が今日の臨時閣議で決定することなどが株価支援要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日はビーイングHDが東証2部に、スタメンがマザーズに上場した。なお、日本時間11時に11月の中国工業生産高、小売売上高など中国の重要統計が発表される。

 セクター別では、空運業、鉄鋼、海運業、保険業、陸運業などが値下がり率上位、その他製品、精密機器、パルプ・紙、医薬品、電気機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、東エレク、ダイキン、神戸物産、日立、JR東海、JAL、OLC、SUMCO、オリックス、東京海上、日本製鉄などが下落。他方、任天堂、日本電産、信越化、ファナック、KDDI、エムスリー、ジャストシステム、川崎重、第一三共、富士フイルムなどが上昇している。

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