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nms Research Memo(6):2021年3月期は1株当たり4円を計画

■nmsホールディングスの株主還元策

同社グループは、株主への利益還元を経営の重要な使命であると認識しつつ、一方で企業成長を実現するための事業戦略の展開に備え、適正な資金量を内部留保することも重要であると考えている。株主還元と内部留保のバランスに留意して配当を実施することを、配当政策の基本方針に据えている。

2019年3月期まで2期連続して増配を行った。2020年3月期は、配当性向が前期の20.6%から30.6%へ上昇したものの、年間配当金1株当たり5円を据え置いた。2021年3月期は、1株当たり4円を計画している。コロナ禍による特別損失が発生し、1株当たり利益はマイナスが予想されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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