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マザーズ指数は3日ぶり反落、直近IPO銘柄は換金売り優勢

 本日のマザーズ指数は3営業日ぶりに反落となった。注目されていた米国の追加経済対策案に関して、大筋合意に達し20日にも最終案が上下両院で採決される可能性と報じられたこともあり、日経平均同様に朝方はマザーズ指数も買いが先行。ただ1202.23ptを高値に急速に弱含みマイナス転換。その後も指数はもみ合いながら終日マイナス圏での推移となった。なお、マザーズ指数は3営業日ぶりに反落、売買代金は概算で1980.48億円。騰落数は、値上がり96銘柄、値下がり237銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、直近IPOのプレイドがマザーズ売買代金トップにランクイン。大引けにかけて換金売りが強まり9%超安に。かっこやFFJ、インバウンドテック、ニューラルポケット、ビートレンドなどの直近IPO銘柄もプレイドと同様に換金売りが優勢だった。また、BASE、フリー、AIinsideなどが売られた。一方、バルミューダは連日の大商いとなり、スタメン、プレミアアンチエイジングなど換金売りが目立った直近IPO銘柄の中でも資金が向かった銘柄も散見された。25日付で東証1部に市場変更すると発表したギフティやGSK社との消化器免疫疾患をターゲットとするグローバルな研究開発提携およびライセンス契約締結が材料視されたそーせい、医療用HALがシンガポール当局(保健科学庁)より医療機器承認を取得と発表したサイバーダインなども関心を集めた。
 なお、本日新規上場したいつもの初値は持越しとなった他、ココペリは上場2営業日目での初値形成となった(公開価格1600円の約2.3倍となる3610円)。

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