1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円88銭から105円04銭まで上昇し、104円94銭で引けた。米国株式相場の反発でリスク回避の円買いが後退したほか、追加経済対策を巡りバイデン大統領が共和党上院議員と代替案の協議をするなど、何らかの進展を期待して成長見通しが改善した。また、1月ISM製造業景況指数において価格上昇圧力が示されたことなどを背景にドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.2099ドルから1.2056ドルまで下落し、1.2060ドルで引けた。ドイツやユーロ圏製造業PMIの鈍化に失望したユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、126円97銭から126円53銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3709ドルから1.3656ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.8942フランから0.8973フランまで上昇した。