日経平均は294円安(9時10分現在)。米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の海外市場で米国長期金利が再び上昇しており、株価の重しとなった。また、菅首相が首都圏1都3県の緊急事態宣言を2週間程度延長する方向で検討する考えを示したことなどを受け、足元経済への悪影響が改めて懸念され、買い手控え要因となった。一方、引き続きワクチン普及などによる世界経済の回復期待が強く、株価支援要因となったほか、外為市場で1ドル=107円00銭台と昨日15時頃に比べ20銭ほど円安・ドル高に振れたことも安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後はやや下げ渋っている。
日経平均は294円安、寄り後やや下げ渋り
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