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日経VI:低下、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-1.70pt(低下率6.32%)の25.19ptと低下した。なお、高値は27.10pt、安値は25.19pt。今日の東京株式市場は、午前は日経225先物が前日水準を挟んだ推移となり、このところ市場で広がっていたボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや後退し、日経VIは概ね前日水準を下回って推移した。午後に入ると日経225先物が堅調な推移となり、市場心理が一段と改善し、日経VIは低下幅を拡大した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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