大阪取引所金標準先物 22年2月限・夜間取引終値:5989円(前日日中取引終値↑58円)
・想定レンジ:上限6040円-下限5960円
10日の大阪取引所金標準先物(期先:22年2月限)は上昇しそうだ。このところ金の価格決定要因として注目されている米長期金利が、昨日の海外市場で上昇一服となり、金利がつかない資産である金の魅力が意識されている。また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスの上値が重く、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすくなっている。こうした動きを受け、金先物はナイトセッションで上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買い優勢の展開となりそうだ。