午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円30銭台で推移。8時50分に発表された2月の企業物価指数は前年同月比0.7%減となり、市場予想の0.7%減と一致した。輸出物価は0.3%増、輸入物価は3.5%減となった。
一方、東京株式市場は日経平均が15.30円高と前日終値を挟んだ値動きでの推移となっている。時価総額上位のキーエンスや村田製作所などが3%以上の下落となっており相場の重しとなっているが、指数に寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクGが小幅高しており、相場を下支えしていることで、相場の値動きが限定的になっているようだ。