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マザーズ指数は5日ぶり大幅反発、自律反発狙いの買い、セルソースがストップ高

 本日のマザーズ指数は5日ぶりの大幅反発となった。新型コロナウイルスによる危機の長期化懸念などから前日の米国株式市場では、NYダウが過去最大の下げ幅を再び更新。この流れから、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。一方でその後は、公的年金などの買い観測や日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ強化姿勢への思惑などから日経平均が下げ渋りをみせると、マザーズ銘柄にも自律反発狙いの買いが目立った。物色としても、時価総額上位銘柄や決算を手がかり材料とした銘柄への商いが目立ち、マザーズ指数は引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。なお、売買代金は概算で1010.57億円。騰落数は、値上がり252銘柄、値下がり62銘柄、変わらず3銘柄となった。
 値上がり率上位銘柄では、前日に発表された決算を受けて買いが優勢になったダブルエーやセルソースがストップ高になったほか、HENNGE、スペースマーケットなどがそれに続いて大幅高に。売買代金上位銘柄では、アンジェス、メルカリ、そーせい、Aiming、Amazia、GNI、JTOWER、サーバーワークス、ブシロードが上昇。一方で、20年1月期営業損益が前の期から一段と悪化したサンバイオが4%安になったほか、ビザスクやTKPなども軟調。
 なお、本日はマザーズ市場にドラフト、リビングプラットフォームの2社が上場しており、初値はそれぞれ公開価格を22.7%下回る1221円、同9.0%下回る3550円となった。

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