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日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、ソフトバンクGと東エレクの2銘柄で約109円押し上げ

6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり223銘柄、値下がり2銘柄、変わらず0銘柄となった。

日経平均は大幅続伸。3日の米国市場でNYダウは反落し、360ドル安となった。しかし、新型コロナウイルスによるニューヨーク州の1日当たりの死者数が減少に転じたことを受け、ダウ先物が時間外取引で急上昇。国内でも近く緊急事態宣言が発動されると伝わったことで不透明感後退が意識され、週明けの日経平均は37円高からスタートすると上げ幅を大きく広げる展開となった。ロシアとサウジアラビアが原油減産で合意するとの観測も支援材料となり、引けにかけて一時18672.26円(前週末比852.07円高)まで上昇した。

大引けの日経平均は前週末比756.11円高の18576.30円となった。東証1部の売買高は16億7962万株、売買代金は2兆6994億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、海運業、証券、輸送用機器、鉱業、情報・通信業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の92%、対して値下がり銘柄は7%となった。

値上がり寄与トップはソフトバンクG、同2位は東エレクとなり、2銘柄で日経平均を約109円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはデンカで19.53%高、同2位はZHDで11.58%高だった。デンカは、アビガン向け原料供給に期待した動きが継続。安倍晋三首相が近く緊急事態宣言を出す意向を固めたとの報道を受けて、外出自粛を見越してZHDなどEC関連に物色が向かったとの見方も。

一方、値下がりは0.38%安のクレセゾン、0.20%安の日本通運の2銘柄のみとなった。

*15:00現在

日経平均株価  18576.30(+756.11)

値上がり銘柄数 223(寄与度+756.29)
値下がり銘柄数  2(寄与度-0.18)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード  銘柄         直近価格   前日比 寄与度
ソフトバンクG     4016     284 +61.38
東エレク        20915    1310 +47.19
KDDI           3278     179 +38.69
ファーストリテ    42500     930 +33.50
信越化         10665     815 +29.36
アドバンテ       4120     240 +17.29
花王           8900     452 +16.28
中外薬         12870     450 +16.21
ファミマ         1969     110 +15.85
オリンパス       1531     107 +15.42
テルモ          3653     101 +14.55
富士フイルム      6166     402 +14.48
京セラ          6046     193 +13.90
トヨタ          6580     385 +13.87
アステラス薬     1683.5    71.5 +12.88
リクルートHD     2458.5     107 +11.56
ホンダ         2293.5     158 +11.38
ソニー          6550     290 +10.45
第一三共         7050     281 +10.12
ファナック       14200     280 +10.09

○値下がり上位銘柄
コード  銘柄         直近価格   前日比 寄与度
クレセゾン       1042     -4 -0.14
日通           4875     -10 -0.04

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