■強含み、ジョンソン英首相の容体改善でポンド買い
先週のポンド・円は強含み。英国内における新型コロナウイルスの感染拡大は続いているものの、ジョンソン英首相の容体は改善したことや、欧米諸国の株高を受けてリスク選好的なポンド買い・米ドル売りが観測された。この影響でポンドの対円レートは反転し、一時135円台後半までポンド高・円安に振れた。取引レンジ:132円36銭−135円75銭。
■やや強含みか、ウイルス感染の増加ペースを見極める展開
今週のポンド・円はもみ合いか。英国における感染被害のピークアウトは示されていないものの、ウイルス感染の増加ペースは鈍化するとの見方が改めて広がった場合、対円でポンドは底堅い動きを見せる可能性がある。新型コロナウイルスに感染したジョンソン英首相の容体は回復しつつあることはポンド買い材料となる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:133円00銭−137円00銭